看護師の履歴書は、厚生労働省の様式例の欄から確かめる

厚生労働省は、公正な採用選考の観点から履歴書の様式例を作り、事業主に参考にするよう示しています。応募先から指定がなければ、この様式例の欄に沿って書くと、必要なことを過不足なく伝えられます。新たな履歴書の様式例の作成について ↗

厚生労働省履歴書様式例の欄と、看護師が書くこと
欄書くこと看護師が気をつけること
日付・氏名・生年月日提出する日、氏名とふりがな、生年月日ほかの応募書類と同じ日付にそろえる
性別任意。書かなくてもよい様式例で任意記載欄とされている
現住所・連絡先住所・電話。連絡先は現住所以外を希望する場合だけ日中に連絡がつく方法
学歴・職歴入学・卒業、入職・退職の年月看護学校・大学の名称は正式に。職歴は職務経歴書と一致させる
免許・資格免許の正式な名前と取得の年月次の節で説明
志望の動機・特技・アピールポイント応募先を選んだ理由、活かせる経験求人票の条件と自分の経験を結ぶ
本人希望記入欄給料・職種・勤務時間・勤務地などの希望夜勤の可否や入職できる時期など、外せない条件だけ

表の出典厚生労働省「厚生労働省履歴書様式例・新たな履歴書の様式例の作成について」 https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/05.pdf(取得日 2026-09-28)厚生労働省履歴書様式例(A4) ↗

照合票・質問例は編集部が作成したものです。職場の実態を示す統計や、条件がかなうことの保証ではありません。未確認の欄をゼロや「なし」で埋めず、回答者・確認日・書面名を残してください。

看護師の履歴書の免許・資格欄の書き方

看護師免許は、看護師国家試験に合格した人の申請により、厚生労働省の看護師籍に登録することで与えられます。准看護師免許は、都道府県の准看護師籍への登録で与えられます。籍には登録年月日が記録され、免許証が交付されます。保健師助産師看護師法 第10条〜第12条 ↗

  • 看護師免許は「看護師免許 取得」、准看護師免許は「准看護師免許 取得」と、正式な名前で書きます。
  • 取得の年月は、合格発表の日ではなく、免許証で登録の年月日を確かめて書くと食い違いがありません。
  • 保健師・助産師の免許は、看護師免許とは別の免許です。持っている免許はそれぞれ書きます。
  • 研修の修了や学会などの資格は、名称と取得の年月を書きます。

看護師は厚生労働大臣の免許、准看護師は都道府県知事の免許と、法律で免許を与える者が違います。同法 第5条・第6条 ↗

看護師の履歴書の下書き票

看護師の履歴書の下書き票
欄確かめるもの下書き
学歴卒業証書・在籍した学校の正式な名称
職歴職務経歴書の期間と同じか
免許免許証の登録の年月日(看護師・准看護師・保健師・助産師)
資格・研修修了証の名称と年月
志望の動機求人票で選んだ理由と自分の経験
本人希望夜勤・入職時期・曜日など外せない条件

照合票・質問例は編集部が作成したものです。職場の実態を示す統計や、条件がかなうことの保証ではありません。未確認の欄をゼロや「なし」で埋めず、回答者・確認日・書面名を残してください。

自分の条件を書き込むときに

この照合票を保存する(表計算用TSV) ↓

表計算ソフトで開き、確認結果・未確認の点・回答者と確認日を記入できます。空欄は未確認のまま残してください。患者情報は記入しないでください。

看護師の履歴書の本人希望記入欄と志望動機欄

様式例の本人希望記入欄は「特に給料・職種・勤務時間・勤務地・その他についての希望などがあれば記入」とされています。看護師の場合は、夜勤ができるか、入職できる時期、勤務できる曜日など、外せない条件を短く書きます。細かな希望は、面接で相談する項目として手元に残しておきます。厚生労働省:厚生労働省履歴書様式例・新たな履歴書の様式例の作成について ↗

志望の動機・アピールポイントの欄は、職務経歴書とそろえます。書き方は志望動機の記事と職務経歴書の記事で整理しています。

看護師の履歴書に書かなくてよい欄

厚生労働省の様式例では、性別欄は任意です。「通勤時間」「扶養家族数(配偶者を除く)」「配偶者」「配偶者の扶養義務」の欄は設けていません。これらはプライバシーの要素が高い情報であるためと説明されています。新たな履歴書の様式例の作成について ↗

また厚生労働省は事業主に、適性・能力に関係のない事項を応募書類や面接で把握しないよう求めています。本籍・出生地、家族の職業や健康、住宅や生活環境などです。応募先の独自の様式でこうした欄があっても、それは事業主の側が見直す点とされています。採用選考時に配慮すべき事項 ↗

出典とファクトチェック

  • 厚生労働省「厚生労働省履歴書様式例・新たな履歴書の様式例の作成について」 ↗
    資料の対象・日付を確認
    台帳ID
    MHLW-RIREKI-2021
    表・項目
    様式例(A4)の記載欄、「新たな履歴書の様式例の作成について」1〜3頁
    対象
    採用選考を行う事業主・求職者
    対象時点・期間
    令和3年の作成時の版(2026-09-28 に取得)
    公表日
    公式に記載なし(取得日とは別)
    取得日
    2026-09-28
    確認版
    令和3年に作成された様式例(PDF に日付の表示なし。資料番号 LL030419就01)
    読み方・制約
    事業主が参考にする様式例で、使用は義務ではない(各企業が必要に応じ他の様式を使うことも可能とされている)。PDF に作成日の表示がなく、公表日は取得日で代用しない。
  • 厚生労働省(法令本文は e-Gov 法令検索)「保健師助産師看護師法」 ↗
    資料の対象・日付を確認
    台帳ID
    EGOV-HOJOKAN-LAW
    表・項目
    第2条(保健師の定義)、第7条(免許)、第19条(保健師国家試験の受験資格)、第29条(名称の使用)、第33条(業務従事者の届出)、第5条・第6条(看護師・准看護師の定義)、第7条第3項、第21条(看護師国家試験の受験資格)、第10条〜第12条(籍と免許の登録)、第28条の2(研修の努力義務)、第37条の2(特定行為研修)、第42条の2(秘密を守る義務)、第37条(特定行為の制限)
    対象
    法令の適用対象(事業者・労働者・免許の申請者)
    対象時点・期間
    2026-09-27 時点の現行条文(e-Gov 法令API で取得)
    公表日
    1948-07-30
    取得日
    2026-09-27
    確認版
    昭和23年法律第203号(公布日は制定時。条文は取得時点の現行版)
    読み方・制約
    公布日は制定時の日付で、取得した条文は改正後の現行版。附則の経過措置(事業場の規模による適用の違いなど)までは記事で扱わない。個別の事業場への当てはめを断定しない。
  • 厚生労働省「公正な採用選考の基本」 ↗
    資料の対象・日付を確認
    台帳ID
    MHLW-KOUSEI-SAIYO
    表・項目
    (2)公正な採用選考を行うためには(応募用紙・面接)、(3)採用選考時に配慮すべき事項
    対象
    採用選考を行う事業主
    対象時点・期間
    2026-09-28 に表示されていた内容
    公表日
    公式に記載なし(取得日とは別)
    取得日
    2026-09-28
    確認版
    取得時点の掲載内容(版日付の記載なし)
    読み方・制約
    事業主向けの説明で、応募者の個別の権利や救済の手続きを定めたものではない。ページに版日付の表示なし。

出典:3件 / ファクトチェック:

次の確認目安:2026-10-05(週次)。週次で新しい版・訂正・公式条件を確認します。年次資料は新公表後3か月以内を目安に更新し、誤りは随時訂正します。

出典一覧の「確認版」は今回読んだ資料です。公表日が明記されていないページを、取得日に公表された資料として扱いません。

変更記録:2026-09-28 初稿作成(第3回)。欄は厚生労働省履歴書様式例、免許の登録は保健師助産師看護師法の条文で確認。下書き票は編集部作成。2026-09-29、題名と冒頭(答え・この記事で分かること)を整理し、本文を読みやすくした(長い段落と文を分け、数字の一部を表に、確認票を記事の中ほどへ)。数字・出典の変更なし。